人(ひと)を射(い)んとせばまず馬(うま)を射(い)よ
《杜甫「前出塞」から》敵を屈服させ、また人を意に従わせようとするには、周辺から攻め落とすのが早道である。将(しょう)を射んと欲すればまず馬を射よ。
ひなん‐しじ【避難指示】
1 災害を避けて安全な場所へ移動するよう、人々に指示を出すこと。また、その指示。 2 災害対策基本法に基づいて市町村が発表する避難情報の一。過去の重大な災害に匹敵する状況で、警戒レベル4として発...
ひ‐ぶね【火船】
1 戦国時代の船戦(ふないくさ)で、敵船を火攻めにするため火のついた薪・わらなどを積んで、風上から流した船。 2 昔、夜間の網漁を行う際、魚を集めるために火をたいた船。
ひぼたんばくと【緋牡丹博徒】
山下耕作監督による映画の題名。昭和43年(1968)公開。出演、藤純子(富司純子)、若山富三郎、高倉健ほか。女任侠お竜の敵討ちを描く。のちにシリーズ化され、山下耕作、加藤泰などの監督により全8作...
ひみつ‐きち【秘密基地】
敵に知られないようにつくった軍事基地。また、比喩的に、他人に知られないようにつくった隠れ家。
ひやい【非愛】
[形動ナリ]「ひあい(非愛)」の音変化。「さてさて、—なことでござったなう」〈伎・幼稚子敵討〉
ひょう‐てき【標的】
1 射撃や弓術などに使うまと。 2 攻撃目標。ターゲット。「敵の—になる」 3 手本・模範・目標とするもの。「以て人民の由る可き—を示す者なかる可らず」〈福沢・学問のすゝめ〉
ひょうろう‐ぜめ【兵糧攻め】
敵の食糧補給路を断ち、兵糧を欠乏させることによって打ち負かす攻め方。食(じき)攻め。
ひら‐がたき【平敵】
歌舞伎の役柄の一。実悪(じつあく)ほど貫禄がない平凡な敵役。端敵(はがたき)。
ひら‐むし【扁虫/平虫】
1 サナダムシなど、体が平たい虫の称。 2 渦虫綱の扁形動物の一群。体長5ミリ〜10センチ。体は楕円形・ひも状などで平たい。海産。磯の石の下などにすみ、肉食性で、貝の養殖場の害敵となる。