イー‐ビー‐オー【EBO】
《effects-based operations》効果を重視した軍事作戦。敵を壊滅させるのではなく、敵の戦意を喪失させることを戦争の目的とし、最小限の兵力と破壊によって最大の効果を得られるよう...
うか‐み【窺見】
相手方を見張ること。敵方のようすをさぐること。また、その人。斥候(せっこう)。物見。「近江の京より倭の京に至るまでに、処々に—を置く」〈天武紀〉
うき‐ぜい【浮き勢】
本隊から離れていて、機に応じ援護する軍勢。遊軍。浮き備え。「敵の近づかん所へ懸け合はせんと、—になりてひかへたり」〈太平記・三六〉
うしろ【後ろ】
1 人や物の正面とは反対の側。また、その方向。 ㋐後方。背後。「—を向く」「—へ順に送る」「駅の—の公園」⇔前。 ㋑背中。「敵に—を見せる」 2 表からは見えない所。物の裏側になっているところ。...
うしろ‐づめ【後ろ詰め】
1 先陣に続く後続の軍勢。予備として後方に配置する陣立て。ごづめ。「千葉屋の寄せ手かしこを捨てて、ここの—を仕(し)つと覚ゆるぞ」〈太平記・九〉 2 敵軍の背後から攻めること。うしろぜめ。ごぜめ...
うしろ‐で【後ろ手】
1 両手を背に回すこと。「—に縛る」 2 《「で」は方向・状態などを示す》 ㋐後ろの方向。「敵の—にまわる」 ㋑後ろ姿。「簾(す)に添ひたる—も、をかし」〈枕・二〇〇〉
うしろ‐や【後ろ矢】
敵に内通して味方の背後から矢を射かけること。また、その矢。裏切ることのたとえにも用いる。「—射て名を後代に失はんとは、えこそ申すまじけれ」〈太平記・三一〉
後(うし)ろを見(み)・せる
背を見せて逃げる。また、弱みを見せる。「敵に—・せる」
うたれ‐づよ・い【打たれ強い】
[形][文]うたれづよ・し[ク] 1 ボクシングなど格闘技で、敵の攻撃に耐える力がある。「—・いボクサー」 2 野球で、打者にヒットを打たれてもうまくしのいで得点を与えない。簡単に崩れない精神的...
うち‐いり【討(ち)入り】
[名](スル)城内や敵方に攻め入ること。「赤穂義士の—」