うち‐い・る【討(ち)入る】
[動ラ五(四)]《「打ち入る」と同語源》敵方や城内に攻め込む。「吉良の屋敷に—・る」
うち‐おと・す【打(ち)落(と)す】
[動サ五(四)] 1 たたき落とす。「木の実を—・す」 2 刀などで切って落とす。「敵将の首を—・す」 3 攻め落とす。「敵の城を—・す」 4 (「撃ち落とす」「射ち落とす」とも書く)銃砲で撃っ...
うち‐かぎ【打ち鉤】
1 魚をひっかけて運んだり、ぶらさげたりするための鉄の鉤。 2 鉄の鉤に長い柄をつけた武器。船戦(ふないくさ)のとき、敵船をひっかけるのに用いた。
うち‐か・つ【打(ち)勝つ】
[動タ五(四)] 1 ㋐「勝つ」を強めていう語。「宿敵に—・つ」 ㋑(「打ち克つ」とも書く)困難や苦しみなどを乗り越える。克服する。「誘惑に—・つ」 2 野球・テニスなどで、激しく打ちあったすえ...
うち‐がたな【打(ち)刀】
刃を上にする形で腰帯に差す刀。敵と切り合うための長い刀で、鍔(つば)をつける。鍔刀(つばがたな)。打ち太刀。→腰刀 →太刀(たち)
うち‐こ・む【打(ち)込む】
[動マ五(四)] 1 上から強くたたいて中へ入れる。「くぎを—・む」 2 ㋐球技で相手の陣などに球を打って入れる。「ライトスタンドに—・む」 ㋑(「撃ち込む」「射ち込む」とも書く)弾丸や矢を発射...
うち‐じに【討(ち)死に】
[名](スル) 1 戦場で敵に討たれて死ぬこと。戦死。「関ヶ原の戦いで—する」 2 (「…と討ち死にする」の形で)ある物事に生命を懸けるほど打ち込むこと。「仕事と—する」
うち‐すが・う【打ち次ふ】
[動ハ四] 1 力量などが同じくらいである。匹敵する。「中の君も、—・ひて、あてになまめかしう澄みたるさまは」〈源・紅梅〉 2 間を置かずに動作をする。引き続く。「皆同じ程、少し—・ひなどして出...
うち‐す・てる【打(ち)捨てる】
[動タ下一][文]うちす・つ[タ下二] 1 ㋐構わないでおく。ほったらかしにする。「この件は—・ててはおけない」 ㋑思いきって捨てる。「いとはしたなくて、蘆(あし)も—・てて逃げにけり」〈大和・...
うち‐たお・す【打(ち)倒す】
[動サ五(四)] 1 たたいたり殴ったりして倒す。「強烈なパンチで相手を—・す」 2 (「撃ち倒す」とも書く)銃砲などでうって倒す。「敵の軍勢を—・す」 3 完全に負かす。破る。「強豪を—・す」...