おがさわら‐そうどう【小笠原騒動】
豊前(ぶぜん)小倉藩小笠原家の御家騒動。藩主忠固(ただかた)の家格引き上げ運動を推進した家老小笠原出雲(いずも)と反対派とが争い、文化12年(1815)藩主・家老が処分された。
おきなわ‐じま【沖縄島】
沖縄諸島中最大の島。北東から南西に細長い。面積1206.5平方キロメートル。中心は那覇市。第二次大戦の激戦地。沖縄本島(ほんとう)。
霜多正次の長編小説。昭和31年(1956)から昭和32年...
おき‐の‐しま【沖ノ島/沖島/沖の島】
(沖ノ島)福岡県北端、玄界灘(げんかいなだ)にある小島。宗像(むなかた)市に属する。面積0.7平方キロメートル。宗像大社の沖津宮(おきつみや)がある。古代の文化財が豊富で「海の正倉院」といわれ...
おきのしま‐いせき【沖ノ島遺跡】
福岡県の沖ノ島にある遺跡。海上交通に関する国家的祭祀の場であったらしく、鏡・玉・石製模造品など豊富な遺物の中には、朝鮮・中国・ペルシアから渡来したものも含む。 [補説]沖ノ島は、平成29年(20...
おざしき‐ながうた【御座敷長唄】
歌舞伎や舞踊の伴奏用ではなく、演奏会用に作られた長唄。文化文政期(1804〜1830)に起こった。「吾妻八景(あずまはっけい)」「秋色種(あきのいろくさ)」など。
オシオスルカス‐しゅうどういん【オシオスルカス修道院】
《Hosios Loukas》アテネの北西約100キロメートルにある修道院。11世紀を代表する建造物。10世紀に没した修道士ルカスに献じられたもの。1990年に「ダフニ修道院群、オシオスルカス修...
押(お)しも押(お)されもせぬ
どこへ出ても圧倒されることがない。実力があって堂々としている。押すに押されぬ。「—財界の大立て者」 [補説]文化庁が発表した平成24年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「押しも...
オストダンケルク【Oostduinkerke】
ベルギー北西部、西フランドル州の町。北海に面する保養地であり、自然保護区がある。馬に網を引かせる伝統的な小エビ漁が知られ、2016年にユネスコの無形文化遺産に登録された。オーストダインケルケ。
オスピシオ‐カバーニャス【Hospicio Cabañas】
メキシコ中西部、ハリスコ州の都市グアダラハラにある建物。1810年に建造された病院・孤児院・感化院などからなる新古典主義様式の複合施設。設立を進めたグアダラハラ司教カバーニャスの名を冠する。現在...
オスンオソボ‐せいりん【オスンオソボ聖林】
《Osun-Osogbo Sacred Grove》ナイジェリアのオスン州の州都オソボにある原生林。ヨルバ族の豊穣の女神オスンが住むといわれる聖なる森で、オスンや他の神々を祭る社や礼拝所が置かれ...