かいぐん【海軍】
獅子文六が、本名の岩田豊雄名義で発表した長編小説。主人公のモデルは真珠湾攻撃で戦死した軍人、横山正治。昭和17年(1942)朝日新聞に連載され、同年度の朝日文化賞を受賞。翌昭和18年(1943)...
かいげん‐の‐ち【開元の治】
中国、唐の第6代皇帝玄宗による開元年間の治世。則天武后以来の混乱を平定し、綱紀の粛正、農業振興、辺境の防備に努めた。また文化的には唐の最盛期をなした。
灰燼(かいじん)に帰(き)・す
跡形もなくすっかり焼けてしまう。灰燼と化す。「重要な文化財が—・した」
かいち‐がっこう【開智学校】
長野県松本市にあった旧制小学校。明治6年(1873)開校。明治9年(1876)竣工の校舎は漆喰塗りの外壁で、中央の屋根上に八角形の塔が立つ。閉校後の昭和39年(1964)に現在地に移築され、教育...
かい‐の‐いえ【貝の家】
《Casa de las Conchas》スペイン西部の都市サラマンカにある邸宅。旧市街のサラマンカ大学内に位置する。15世紀から16世紀にかけて建造。スペイン独自のルネサンス建築様式の一つ、プ...
かいへい【開平】
中国河北省北東部、唐山市の区。付近に開灤(かいらん)炭鉱がある。カイピン。
中国広東省中西部にある都市。海外で成功した華僑が20世紀初頭に戻り、多くの望楼を建てた。2007年に「開平望楼と村...
かいほうゆうしょうふさいぞう【海北友松夫妻像】
江戸時代初期の画家海北友雪の筆、その次男である海北友竹の賛による絵。紙本著色。自身の絵を眺める海北派の祖海北友松と、その妻の姿が描かれている。国指定重要文化財。
かい‐めい【開明】
[名](スル)人間の知識が進み、文化が発展すること。また、文化が進んだ状態にあること。開化。「—の今の欧洲の眼を以って見れば」〈福沢・学問のすゝめ〉
かいようはく‐こうえん【海洋博公園】
沖縄県国頭(くにがみ)郡本部(もとぶ)町にある公園。昭和50年(1975)に開催された沖縄国際海洋博覧会を記念して、会場跡地に設置された。歴史・文化のエリア、海のエリア、花・緑のエリアに分かれて...
カイラーサナータ‐じいん【カイラーサナータ寺院】
《Kailasanatha Temple》インド西部、マハラシュトラ州の村エローラにあるヒンズー教寺院。世界遺産(文化遺産)に登録されたエローラの石窟群の第16窟。岩山の斜面に掘った窟が多いなか...