アギアソフィア‐せいどう【アギアソフィア聖堂】
《Agia Sophia/Αγία Σοφία》ギリシャ北部の港湾都市テッサロニキにあるギリシャ正教の教会。8世紀の建造とされ、バシリカ式とギリシャ十字式の中間的な平面構成をもつ。また、聖像禁止...
アクイレイア【Aquileia】
イタリア北東部、スロベニア国境に近い古代ローマの都市遺跡。紀元前181年にローマ人が造った軍事的植民都市がその起こりで、その後も商業都市として栄えたが、5世紀半ばにフン族の侵入によって壊滅した。...
アクサライきゅうでん‐あと【アクサライ宮殿跡】
《Oq Saroy Majmuasi》ウズベキスタン南東部の都市シャフリサブスにある遺跡。チムール帝国の創始者チムールにより建設が始められ、死後に完成。青、金色、白のモザイクで装飾された壮大な宮...
アクスム【Aksum】
エチオピア北部、エリトリアとの国境付近にある町。1世紀前後に建国されたアクスム王国の首都。ステッレと呼ばれるオベリスク(石造の記念碑)などの史跡が残る。1980年、世界遺産(文化遺産)に登録された。
アグラ‐じょう【アグラ城】
《Agra Fort》インド北部、ウッタルプラデシュ州の都市アグラにある城塞。ジャムナ川沿いに位置する。1565年、ムガル朝第3代皇帝アクバルにより建造。第5代皇帝シャー=ジャハーンの代までの居...
アグリジェント【Agrigento】
イタリア、シチリア島南西部の都市。紀元前6世紀にギリシャの植民都市として建設され、前5世紀にカルタゴに破壊されるまで栄えた。地中海を見下ろす丘に、ゼウス神殿やジュノーネラチニア神殿など、20余の...
揚(あ)げ足(あし)を取(と)・る
《技を掛けようとした相手の足を取って倒すところから》人の言いまちがいや言葉じりをとらえて非難したり、からかったりする。 [補説]文化庁が発表した令和3年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味...
あさひなしまめぐりのき【朝夷巡島記】
読本。6編29巻。曲亭馬琴著。歌川豊広画。文化12年〜文政10年(1815〜27)刊。中国の小説「快心編」に学び、安房(あわ)で育った木曽義仲の子朝夷三郎の一代記を描いたもの。あさいなじゅんとうき。
アシヌ‐きょうかい【アシヌ教会】
《Panagia tis Asinou》キプロス中西部、トロードス山脈の中腹、ニキタリ村にある教会。12世紀初めに建造。12世紀から19世紀にかけて描かれたフレスコ画は、東ローマ帝国および以降の...
アシャンティ【Ashanti】
ガーナ南西部の州。州都はクマシ。18世紀から19世紀にかけてアシャンティ族の連合王国が栄え、泥やヤシの葉を使った建物が残っている。1980年に「アシャンティの伝統的建築物群」の名称で世界遺産(文...