クライマックス【climax】
1 物事の緊張や精神の高揚が最高に盛り上がった状態。劇・文学作品などで、最も盛り上がったところ。最高潮。「—に達する」 2 修辞学で、漸層法(ぜんそうほう)のこと。→アンチクライマックス 3 森...
クラシック【classic】
[名] 1 古代ギリシャ‐ローマ時代の文学や美術などの古典作品。 2 文学・芸術において、時代を超えて認められる名作。古典。 3 《「クラシック音楽」の略》ジャズ・流行歌などのポピュラーミュー...
クラフォード‐しょう【クラフォード賞】
人工腎臓を発明したスウェーデンの発明家ホルガー=クラフォードと妻アンナ=グレタが、1982年に創設した国際的な賞。スウェーデン王立科学アカデミーが主催し、ノーベル賞では扱われない天文学・数学・生...
クルニク【Kórnik】
ポーランド中西部の町。ポズナニの南東約20キロメートルに位置する。同地を治めた荘園領主が建てたネオゴシック様式のクルニク城や、同国最古で最大の樹木園がある。1996年にノーベル文学賞を受賞した女...
クロイツ‐ぐん【クロイツ群】
近日点が太陽に極めて近い、類似した軌道をもつ彗星の一群。太陽の近くをかすめるように通過するサングレーザーに含まれる。名称は、ドイツの天文学者ハインリヒ=クロイツが、これらの彗星の一群は数百年前に...
くろうまものがたり【黒馬物語】
《原題Black Beauty》シューエルの児童文学作品。1877年発表。美しい黒馬が、波乱万丈のすえ心優しい飼い主のもとにたどり着くまでを、主人公の馬の視点から描く。動物愛護運動にも影響を与えた。
ぐ‐はつ【倶発】
[名](スル)一時に発生すること。同時に発覚すること。「此観念が或一定の方法で—し、若くは連続するの謂に外ならぬ」〈漱石・文学評論〉
グプタ‐ちょう【グプタ朝】
《Gupta》ガンジス川中流域のマガダ地方から興り、北インドを支配した王朝。320年、チャンドラグプタ1世がパータリプトラを都として建国。4世紀末ごろから最盛期を迎え、文学・哲学・宗教・美術が栄...
グロテスク
桐野夏生の小説。平成15年(2003)刊。同年、第31回泉鏡花文学賞受賞。平成9年(1997)に東京で起きた未解決殺人事件をモチーフとする。
ぐんき‐ものがたり【軍記物語】
中世文学で、戦争・合戦を主題として時代の展開を描いた叙事的物語。保元物語・平治物語・平家物語・太平記など。広義には義経記・曽我物語なども含む。文体は、多く和漢混交文。戦記物語。軍記物。