たいよう‐しんわ【太陽神話】
太陽の発生・運行・形体・光と熱などの諸現象を擬人化したり、また太陽神のなりたちなどを説く神話。古代文明地域に多くみられる。
たお【撓】
1 山頂の道のある所。峠。〈日葡〉 2 山と山の間のくぼまった所。鞍部。〈文明本節用集〉
タカリク‐アバフ【Takalik Abaj】
グアテマラ南西部にあるマヤ文明の遺跡。ケツァルテナンゴの南西約30キロメートルに位置する。カミナルフユとともに、メキシコ湾岸のオルメカ文化の影響を受けているとされる。周辺一帯は国立遺跡公園に指定...
たく・す【謫す】
[動サ変]罪によって遠方へ流す。配流する。「道真(みちざね)は筑紫に—・せられ」〈福沢・文明論之概略〉
タスマル【Tazumal】
中央アメリカ、エルサルバドル西部にあるマヤ文明の遺跡。サンタアナの西約15キロメートルに位置する。チャルチュアパ遺跡群の一。高さ30メートルを超える大神殿や球戯場などの遺構がある。
たちかわ‐ぶんこ【立川文庫】
明治末期から大正中期にかけて、大阪の立川文明堂から刊行された少年向けの小型の講談本。講談師玉田玉秀斎や山田阿鉄らが共同執筆。「猿飛佐助」「霧隠才蔵」などの忍術物が人気を博した。たつかわぶんこ。
たま‐すり【玉磨り】
玉をすって細工をすること。また、その職人。たまつくり。〈文明本節用集〉
たもんいんにっき【多聞院日記】
興福寺多聞院の院主の長実房英俊ほかの日記。46冊。文明10年(1478)から元和4年(1618)に至る。戦国時代から近世初期の社会・文化を知る貴重な史料。
タルート‐とう【タルート島】
《Tarut》サウジアラビア東部、ペルシア湾にある島。アルカティフの沖合約1キロメートルに位置し、全長約1キロメートルの海上橋で本土と結ばれる。ディルムン文明以前の先史時代の遺跡があるほか、ポル...
だいじゅ‐じ【大樹寺】
愛知県岡崎市にある浄土宗西山派の寺。山号は成道山。開創は文明7年(1475)、開基は松平親忠。徳川氏の祖、松平家の菩提(ぼだい)寺。為恭寺。