さら・う【浚う/渫う】
[動ワ五(ハ四)] 1 川や井戸などの底にたまる土砂やごみを取り除く。さらえる。「どぶを—・う」 2 容器などの中のものを残らず取り出す。さらえる。「鍋の残りを—・う」 [可能]さらえる
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さら‐なる【更なる】
[連体]《文語形容動詞「更(さら)」の連体形から》一層の。ますますの。「—発展を望む」
さ・る【曝る】
[動ラ四]「曝(さ)れる」に同じ。「一つの髑髏有り。久しきを歴(へ)て日に—・りたるも」〈霊異記・下〉
[動ラ下二]「さ(曝)れる」の文語形。
さわが・す【騒がす】
[動サ五(四)]騒がしい状態にする。乱れさせる。動揺させる。「国中を—・した事件」
[動サ下二]「さわがせる」の文語形。
さわぎ‐た・つ【騒ぎ立つ】
[動タ五(四)] 1 騒ぎはじめる。また、盛んに騒ぐ。「心が—・つ」「風に—・つ波」 2 騒々しく立ち去る。「群鳥(むらどり)の—・ちぬるこなたより雲の空をぞ見つつながむる」〈平中・七〉
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ざ・す【座す/坐す】
[動サ五]「ざ(座)する」(サ変)の五段化。「一日中書斎に—・す」
[動サ変]「ざする」の文語形。
ざ・る【戯る】
[動ラ下二]「ざ(戯)れる」の文語形。
しいた・ぐ【虐ぐ】
[動ガ下二]「しいたげる」の文語形。
し・う【強ふ】
[動ハ上二]「し(強)いる」の文語形。
し・う【癈ふ】
[動ハ四]「し(癈)いる」に同じ。「松反(がへ)り—・ひてあれやは三栗の中上り来ぬ麻呂といふ奴」〈万・一七八三〉
[動ハ上二]「し(癈)いる」の文語形。