ねがい‐ぶみ【願い文】
「願書」に同じ。
ねんき‐しょうもん【年季証文】
年季として定められた年限は働くということを記した証文。年季手形。年季状。
ねんこう‐ぶん【拈香文】
禅僧が、拈香の後、死者に哀悼の意を表して朗読する文。
のう‐ぶん【能文】
文章に巧みなこと。また、その文章。「—家」
のけ‐えもん【仰け衣紋】
「抜き衣紋(えもん)」に同じ。「羽織は…—にぞ着なしける」〈仮・竹斎・下〉
はい‐ぶん【俳文】
俳諧的な感覚で書かれた詩的散文。俗語・雅語・故事の使用など修辞上に特色があり、簡潔・機知的な表現で含蓄に富む。文に句を配したものも多い。松尾芭蕉の「奥の細道」、横井也有(よこいやゆう)の「鶉衣(...
はく‐ぶん【博文】
広く学問を修めて、深くそれに通じること。
はく‐ぶん【白文】
1 本文だけで注釈のついていない漢文。 2 句読点・返り点・送り仮名などのついていない漢文。 3 「白字」に同じ。
はだか‐ぶみ【裸文】
上(うわ)包みのない書状。封筒などに入れていない、むき出しの手紙。
はっこつ‐の‐おふみ【白骨の御文】
本願寺の蓮如の手紙ふうの法語。朝に紅顔を誇る人も夕べには白骨となると、人間の無常を説き、念仏を勧めるもの。