まい‐ぶみ【巻文】
巻物仕立てにされた文書。まきぶみ。→枚文(ひらぶみ)
まつ‐ぶん【末文】
1 文章の終わりの部分。 2 手紙文の終わりに書く形式的な文章。「まずはお願いまで」「右取り急ぎ御礼まで」などの類。
まな‐ぶみ【真名文/真字文】
漢字で書きしるした文。漢文。⇔仮名文。
まわし‐ぶみ【回し文】
⇒かいぶん(回文)1
まん‐ぶん【漫文】
1 思いつくままに書いた、とりとめのない文章。 2 こっけい・風刺をまじえた、くだけた文章。
み‐あかしぶみ【御証文】
「証文(あかしぶみ)」を敬っていう語。
みくに‐ぶみ【御国文】
1 日本の書物。国書。国典。 2 日本の文章。国文。和文。
道(みち)の傍(かたわら)の碑(ひ)の文(ぶん)
《後漢の孝女、曹娥(そうが)について記した碑文が名文であったという故事から》すばらしい文章。名文。
みょう‐もん【妙文】
1 すぐれた文章や言葉。 2 霊妙な経典。特に、法華経。
む‐いちもん【無一文】
金銭をまったく持っていないこと。一文なし。「遊び過ぎて—になる」