しゃ‐りょう【斜稜】
角錐(かくすい)の側面と側面とが交わる線。
なな‐こ【魚子/魶子/斜子/七子】
《「魚(な)の子」の意で、魚卵の粒がつながっている形から》 1 彫金技法の一。先端が小円になった鏨(たがね)を打ちこみ、金属の表面に細かい粒が密に置かれたようにみせるもの。一般に地文として用いる...
ななめ【斜め】
[名・形動]《「なのめ」の音変化》 1 垂直・水平面や正面に対し、方向がずれていること。また、そのさま。はす。はすかい。「少し—を向く」「帽子を—にかぶる」 2 日や月が中天を過ぎること。「日ざ...
ななめ‐がけ【斜め掛(け)】
一方の肩から他方の腰に斜めに掛けること。たすきがけ。「ショルダーバッグを—にする」
斜(なな)めならず
「なのめならず」に同じ。「其(その)声—不機嫌なり」〈紅葉・二人女房〉
ななめ‐よみ【斜め読み】
[名](スル)全体の流れをつかむために、細かい部分は所どころ飛ばして早く読むこと。「パソコンを使って新着ニュースを—する」
なのめ【斜め】
[形動ナリ] 1 傾斜しているさま。ななめ。〈新撰字鏡〉 2 ありふれているさま。平凡。普通。「わが娘は—ならむ人に見せむは惜しげなるさまを」〈源・東屋〉 3 いいかげんであるさま。なおざり。「...
斜(なの)めなら◦ず
ひととおりでない。いいかげんでない。「苦しき御心地にも、—◦ずかしこまりかしづき聞こえ給ふ」〈源・夕霧〉
はす【斜】
ななめ。はすかい。「道を—に横切る」
はす‐かい【斜交い】
ななめ。はす。また、ななめに交わること。「—に横切る」「支柱を—に立てる」