ざん‐ばつ【斬伐】
[名](スル) 1 樹木を切ること。「斧を以て—せられんか」〈志賀重昂・日本風景論〉 2 攻め討つこと。
しもきた‐はんとう【下北半島】
青森県北東部に斧(おの)状に突出する半島。中央部は恐山(おそれざん)山地で、北端の大間崎は本州最北端。
しゅん‐ぽう【皴法】
山水画の技法の一。墨のタッチにより岩石や山岳の量感・質感を表すもの。雨点皴(うてんしゅん)・斧劈皴(ふへきしゅん)・披麻皴(ひましゅん)など、種類が多い。
じっけん‐こうこがく【実験考古学】
遺跡から発掘・出土した遺物について、その製作法や使用法を実験的に再現する考古学の一分野。先史時代と同じ条件での石器・土器などの製作や、石斧で木を伐り倒すなどして検証する。
じゅうはっ‐ぱん【十八般】
昔、中国で行われた18種の武芸。矛(てやり)・鎚(かなづち)・弓・弩(いしゆみ)・銃(ておの)・鞭(しない)・簡(むち)・棒・剣・鏈(くさり)・朳(くまで)・斧(おの)・鉞(まさかり)・戈(ほこ...
せい‐ふう【成風】
《郢(えい)の匠石という工人が人の鼻端の土の汚れを取るのに、斧(おの)を振るって風を起こし、汚れを取って鼻を傷つけなかったという「荘子」徐無鬼の故事から》 1 建築物などをりっぱに仕上げること。...
せき‐ふ【石斧】
斧(おの)の刃に用いた石器。打製と磨製とがある。日本では旧石器時代から弥生時代までみられる。いしおの。
せき‐よう【戚揚】
《「戚」は斧(おの)、「揚」はまさかりの意》斧とまさかり。斧鉞(ふえつ)。転じて、武器。「其の道十八里が間、干戈—相挟み」〈太平記・一一〉
せっ‐き【石器】
石でつくられた器具。特に、石器時代の遺物をさす。打製石器と磨製石器に大別され、石鏃(せきぞく)・石斧(せきふ)・石皿・石棒などがある。
そま‐かく【杣角】
山から切り出した材木を、斧(おの)で荒削りしただけの角材。日本農林規格では、幅によって大中小に分ける。