だんねつ‐へんか【断熱変化】
熱力学で、外部との熱の出入りなしに行われる物体の状態変化。気体の場合、その温度は断熱圧縮によって上がり、断熱膨張によって下がる。また、状態変化の過程を断熱過程という。
だんねつ‐ぼうちょう【断熱膨張】
熱力学で、気体が外部との熱のやりとりなしに膨張する現象。断熱変化の一つで、このとき気体は外部に仕事をして温度が下がる。→断熱圧縮
だん‐ねん【断念】
[名](スル)自分の希望などを、きっぱりとあきらめること。「進学を—する」
だんねんのうみから【断念の海から】
石原吉郎の随筆集。昭和51年(1976)刊行。著者の生前に刊行された最後の随筆集となった。
だん‐ぱつ【断髪】
[名](スル) 1 髪を切ること。長髪を短く刈ったり、髷(まげ)を切り落としたりすること。 2 髪を首筋のあたりで切りそろえた女性の髪形。昭和初期に流行。ボブスタイル。
だんぱつ‐しき【断髪式】
力士が引退または廃業するときに、髷(まげ)を切る儀式。
だんぱつ‐れい【断髪令】
明治4年(1871)に公布された男子結髪廃止の布令。
だん‐び【断尾】
イヌ・ネコ・ウマなど、家畜の尾の一部または全部を切り取ること。
だん‐ぴ【断碑】
割れて欠けた石碑。
だん‐ぴ【断臂】
ひじを断ち切ること。→慧可(えか)断臂