じ‐ぎ【時儀】
1 時候のあいさつ。時宜。 2 礼儀。「侍の付き合ひは無礼を戒め—を本とし」〈仮・浮世物語・一〉
じ‐ぎ【時宜】
1 時がちょうどよいこと。適当な時期・状況。「—を得た発言」「—にかなった企画」 2 時にかなったあいさつ。時儀。「べったり座って—を述べる」〈紅葉・二人女房〉
じ‐くう【時空】
1 時間と空間。「—を超越する」 2 時間と通常の空間(ユークリッド空間)の三次元を合わせた四次元のこと。
じくう‐くうかん【時空空間】
時空2の空間。この空間の一点は時間と通常の空間の位置で表される。相対性理論で用いられる概念。四次元空間。
じくう‐の‐とくいてん【時空の特異点】
⇒特異点
じくう‐の‐ひずみ【時空の歪み】
⇒時空のゆがみ
じくう‐の‐ゆがみ【時空の歪み】
重力場における時空の曲率。一般相対性理論によれば、時空は物質の質量によって歪みが生じ、その歪みが重力そのものとなる。巨大な重力をもつ天体の近傍で光の経路が曲がる重力レンズとして観測されるほか、重...
じ‐けいれつ【時系列】
1 確率として起こる現象を、時間の経過に従って定期的に観測して得た値を整理・配列した系列。気象や経済事象などを数量的に分析して示す際に用いられる。時間数列。 2 俗に、時間の経過の順に物事を配列...
じけいれつ‐ぶんせき【時系列分析】
ある対象に関する数量の継続的な時間変動を分析し、将来の予測に役立てる手法。株価・為替レート・消費需要・気温や雨量などの自然現象について、その変動の傾向・周期・不規則なふるまいなどを、解析的・統計...
じ‐けん【時圏】
地球上の経線のように、天球上で天の両極を通り天の赤道と直交する大円。時角圏。