みどり‐しじみ【緑小灰蝶】
シジミチョウ科のチョウ。翅(はね)は雄では表面が緑色で外縁に黒色の帯があり、雌では黒褐色で前翅中央に紫色部分がある。幼虫はハンノキ類の新芽や若葉を食べる。ゼフィルスとよばれるものの一。
むらさき‐しじみ【紫小灰蝶】
シジミチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張約3.5センチ。翅の中央部が金属光沢のある紫色。花に来ることは少ない。幼虫はカシ類の新芽を食べ、成虫で越冬する。
めい【茗】
茶。特に、新芽を摘んだものを茶というのに対し、遅く摘んだものをいう。「—ヲニル」〈和英語林集成〉
め‐だし【芽出し】
1 草木が芽を出すこと。また、その新芽。芽立ち。萌芽(ほうが)。「—柳」 2 物事の始まり。また、物事のきざし。萌芽。「銀子にも嫉妬に似た感情の—はありながら」〈秋声・縮図〉
め‐ぶき【芽吹き】
芽吹くこと。樹木の新芽が出はじめること。
わか‐ごも【若菰】
新芽を出したばかりのマコモ。《季 春》
わか‐まつ【若松】
1 松の若木。 2 正月の飾りに使う小松。 3 松の若葉。松の新芽。《季 春》 4 襲(かさね)の色目の名。表は萌葱(もえぎ)、裏は紫。まつがさね。若緑。
わか‐みどり【若緑】
1 松の枝から伸び出した新芽。松の芯。《季 春》「浜道や砂から松の—/蝶夢」 2 新鮮な緑色。 3 「若松4」に同じ。
わか‐め【若芽】
生え出て間もない草木の芽。新芽。