たび‐で【旅出】
旅行に出発すること。出立(しゅったつ)。
たび‐でたち【旅出立ち】
《「たびでだち」とも》旅行の身ごしらえ。旅支度。旅装束。旅装。「馬三四疋、乗れる男は—にて」〈蘆花・自然と人生〉
たびと【旅人】
《古くは「たひと」とも》「たびびと」の音変化。「家ならば妹が手まかむ草枕旅に臥(こ)やせるこの—あはれ」〈万・四一五〉
たび‐どころ【旅所】
自宅を離れて宿る所。旅先の宿所。旅宿(りょしゅく)。「この大弐の土忌みに—にありけるを」〈浜松・三〉
たび‐どり【旅鳥】
渡りの途中、春・秋に定期的に姿を見せる鳥。日本ではシギ・チドリ類に多い。
りょ‐ちょう【旅鳥】
⇒たびどり
たび‐な・れる【旅慣れる/旅馴れる】
[動ラ下一][文]たびな・る[ラ下二]何度も経験しているため旅の諸事をうまくこなせる。「—・れた服装」
たび‐にっき【旅日記】
旅行中に見聞したものや感懐を記す日記。
たび‐にん【旅人】
旅から旅へと渡り歩く人。各地を転々と渡り歩いている博徒などをいう語。
たび‐ね【旅寝】
[名](スル)自宅を離れ、よそで寝ること。旅先で泊まること。旅まくら。「異郷に—する」