せん‐もう【旋毛】
渦を巻くように生えている毛。つむじげ。
せんもう‐ちゅう【旋毛虫】
旋毛虫科の線虫類。体長1〜4ミリの糸状で、成虫は哺乳類の小腸に、幼虫は筋肉内に寄生する。ヒトには主に豚肉の生食から感染。日本には少ない。
つじ【旋毛/辻】
《「つむじ(旋毛)」の音変化》 1 「つむじ」に同じ。「二つばかりの子の、鼻垂れて、頭の—ゆがうで」〈浮・諸艶大鑑・二〉 2 いただき。てっぺん。「—のぬけたる葛笠(つづらがさ)を被(かづ)き」...
つむじ【旋毛】
毛が渦巻き状に生えているところ。頭頂にあるものをいう。毛渦(もうか)。つじ。
旋毛(つむじ)が曲(ま)が・る
すなおでなくなる。ひねくれる。「—・っている人」
つむじ‐げ【旋毛】
つむじの毛。せんもう。
つむじ‐まがり【旋毛曲(が)り】
[名・形動]性質がひねくれていてすなおでないこと。また、そのさまや、そういう人。へそ曲がり。「—な(の)気難しい人」
旋毛(つむじ)を曲(ま)・げる
気分をそこねてわざと逆らい、意地悪くする。「—・げて返事をしてくれない」