にほんのかそうしゃかい【日本之下層社会】
明治中期における労働者・貧民・小作人の状態を実態調査に基づいて記した書。1巻。横山源之助著。明治32年(1899)刊。
にほんのくろいきり【日本の黒い霧】
松本清張によるルポルタージュ。雑誌「文芸春秋」に昭和35年(1960)1月号から12月号まで連載。下山事件、帝銀事件など、戦後の日本で起きた未解決事件の真相を推理する。単行本は昭和35年(196...
にほんのシュールレアリスム【日本のシュールレアリスム】
詩人、飯島耕一の評論集。昭和38年(1963)刊行。ブルトン、ダリ、安部公房、滝口修造など、ダダシュールレアリスムの芸術家をとりあげる。
にほんのなかのちょうせんぶんか【日本の中の朝鮮文化】
金達寿による評論。昭和45年(1970)から平成3年(1991)にかけて全12冊を刊行。日本各地の史跡を歴訪し、古代朝鮮からの渡来人が日本文化に与えた影響を考察する。
にほんのはし【日本の橋】
保田与重郎の文化評論。本作とその他の著作により第1回池谷信三郎賞を受賞。同名の評論集は昭和11年(1936)刊行。
にほんのはんぎゃくしそう【日本の反逆思想】
アナーキスト詩人・評論家の秋山清の著作。昭和35年(1960)刊行。幸徳秋水以降、昭和へ至る日本のアナーキズムの思想史を紐解く。副題「アナキズムとテロルの系譜」。
にほんのみち‐ひゃくせん【日本の道百選】
建設省(現国土交通省)が道の日(8月10日)の制定を記念して、昭和60年(1985)と昭和61年(1986)に特色ある優れた道路を選定したもの。歴史性や親愛性などの観点から、いろは坂・哲学の道・...
にほん‐は【日本派】
明治時代の俳句の流派。正岡子規が新聞「日本」の俳句欄で、俳句革新運動を主唱したことによる。河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)・高浜虚子・内藤鳴雪・夏目漱石らを輩出。根岸派。子規派。
にほん‐はっそうでん【日本発送電】
日中戦争期の戦時体制下、国による電力事業の管理統制を目的として昭和14年(1939)に設立され、全国の発電・送電施設を一元的に管理・運営した国策会社。昭和17年(1942)には配電事業が全国9地...
にほん‐はったつしょうがいがっかい【日本発達障害学会】
発達障害に関する科学的研究を推進・援助するとともに、各国の研究活動と連携を保ち、発達障害研究の発展と問題の解決を図ることを目的とする学術団体。昭和41年(1966)日本精神薄弱研究協会として設立...