はや‐なわ【早縄】
人を捕らえて手早く縛るのに用いる縄。とりなわ。捕縄(ほじょう)。
はや‐ね【早寝】
[名](スル)夜、早い時刻に寝床に就くこと。「風邪気味なので—する」「—早起き」
はやの【早野】
姓氏の一。 [補説]「早野」姓の人物早野勘平(はやのかんぺい)早野巴人(はやのはじん)
はやの‐かんぺい【早野勘平】
浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵」に登場する人物。赤穂義士の萱野三平をモデルとする。お軽の夫で、誤って舅(しゅうと)を殺したと思い、切腹する。
はや‐のみこみ【早呑み込み】
[名](スル) 1 「早合点(はやがてん)」に同じ。「そう—されては困る」 2 理解が早いこと。「何でも—で、器用でよく用の足りる人だ」〈滑・浮世床・初〉
はや‐はや【早早】
[副]人を促して急(せ)かせる語。早く早く。「遅し。—」〈宇津保・楼上上〉
はや‐ば【早場】
米・繭(まゆ)などの早作りをする地方。早場所。⇔遅場(おそば)。
はやば‐ちたい【早場地帯】
農林水産省が米(水稲)の作柄を調査する際の区分の一つ。8月15日時点の出穂済み面積の割合が、平年ベースで約8割以上を占める19道県のこと。東北・北陸の米どころが含まれ、生産量が多い。→遅場地帯 ...
はやば‐まい【早場米】
早場から、秋早くに出荷される新米。⇔遅場米(おそばまい)。
はや‐ばや【早早】
[副] 1 普通よりずっと早い時期に行うさま。「—(と)店仕舞いする」「—(と)返事をありがとう」 2 急いで行うさま。「それこそ易い事、明日は—遣はし申すべき」〈浮・五人女・四〉