さや‐け・し【明けし/清けし】
[形ク] 1 光がさえて明るい。「—・き月影に見ゆるようなる琵琶の音の澄みわたるを」〈木下尚江・良人の自白〉 「ぬばたまの夜渡る月の—・くはよく見てましを君が姿を」〈万・三〇〇七〉 2 音・声が...
し‐あさって【明明後日】
今日から数えて未来へ4日目。明後日の翌日。「あさって」の翌々日をいう地方もある。みょうみょうごにち。
しょうせつめいじてんのう【小説明治天皇】
山岡荘八による明治天皇の伝記小説。全3巻。昭和43年(1968)刊行。
みょう【名/命/明/冥】
〈名〉⇒めい 〈命〉⇒めい 〈明〉⇒めい 〈冥〉⇒めい
みょう【明】
[名]《(梵)vidyāの訳》仏語。 1 無明(むみょう)の闇を破り、真理を悟る智慧。 2 密教の真言。
[連体](日付・年月などで)その次の。「—4月25日」「—1997年」
みょう‐あさ【明朝】
あすの朝。みょうちょう。
みょうあん‐りゅう【明暗流】
尺八の流派名。広義には、普化(ふけ)宗の伝統を守り、古典本曲を伝承する諸派の総称。狭義には、普化宗の本寺である京都の明暗寺に伝承された尺八の芸系の通称。幕末から明治初期の明暗真法(じんぽう)流、...
めいあん‐りゅう【明暗流】
⇒みょうあんりゅう(明暗流)
みょうえしょうにんいくん【明恵上人遺訓】
鎌倉時代の法語集。1巻。明恵の口述を弟子の高信が筆記。嘉禎4年(1238)成立。仏道修行の心構えや教戒など50余条を述べたもの。阿留辺幾夜宇和。
みょう‐おう【明王】
1 大日如来の命を奉じ、怒りの相を表し、悪魔を降伏(ごうぶく)して仏法を守護する諸尊。五大明王など。特に、不動明王をさす。 2 智慧の王、すなわち真言(しんごん)のこと。