なまめ‐ぼし【なまめ星】
二十八宿の一、壁宿(へきしゅく)の和名。→壁(へき)
なり‐ぼし【成(り)星】
《「一つ星見つけた、長者になろう」というわらべ唄から生じた語という》急に富貴になること。にわか成り金。できぼし。
なんきょく‐せい【南極星】
天の南極辺りにある、竜骨座のカノープスの中国名。老人星、または南極老人ともいう。人の寿命をつかさどるとされ、この星が現れると天下が治まるともいう。
なんと‐ろくせい【南斗六星】
夏、南の夜空に見える射手座の中心部に、柄杓(ひしゃく)を伏せた形に並ぶ6個の星。二十八宿の一つの斗宿にあたる。→斗
にがた‐ちょうしんせい【Ⅱ型超新星】
超新星のうち、分光学的な観測から、そのスペクトルに水素の吸収スペクトルが見られるもの。太陽質量の10倍以上の恒星が、その進化の最終段階において重力崩壊を起こすことによって生じ、中心部には中性子星...
にじゅう‐しょうわくせい【二重小惑星】
二つの小惑星が互いに引力を及ぼし合い、共通の重心の周囲を公転運動しているもの。小惑星帯では、太陽に近い方に二重小惑星が多く発見されることが知られている。バイナリー小惑星。連小惑星。連星小惑星。
にじゅう‐せい【二重星】
肉眼では一つの星に見えるが、望遠鏡で見ると互いに接近して同じ方向に見える2個の恒星。→重星
にじゅう‐わくせい【二重惑星】
大きさの似た二つの惑星が、互いの周囲を公転しているもの。 [補説]冥王星の第1衛星カロンは直径が約1200キロあり、主星(約2300キロ)に対して太陽系で最大の比をもつため、この二つを二重惑星と...
に‐せい【二星】
二つの星。特に、牽牛星(けんぎゅうせい)と織女星。《季 秋》
にんげん‐えいせい【人間衛星】
人間を乗せて地球を周回する宇宙船。1961年4月にソ連が打ち上げたボストーク1号が最初で、ガガーリンが乗り、地球を1周した。