しゅん‐じょう【春情】
1 春らしいようす。春めいてきた雰囲気。はるごころ。春意。《季 春》 2 色情。春機。「—を催す」
しゅんじょうずいひつ【春城随筆】
市島春城の随筆集。大正15年(1926)刊。
しゅん‐すい【春水】
春になって氷や雪がとけて流れる水。《季 春》「—や四条五条の橋の下/蕪村」
しゅんせい‐き【春星忌】
与謝蕪村の忌日。陰暦12月25日。春星は蕪村の画号。《季 冬》
しゅん‐せつ【春節】
中国、台湾などで旧暦の正月のこと。新暦の正月よりも盛大に祝う。
しゅん‐せつ【春雪】
春になって降る雪。春の雪。《季 春》「—三日祭の如く過ぎにけり/波郷」 [補説]書名別項。→春雪
しゅんせつ【春雪】
中村汀女による句集。昭和15年(1940)刊。
しゅん‐ぜん【春前】
春のはじめ。春さき。
しゅん‐そう【春草】
春に芽を出す草。春の草。《季 春》「—は足の短き犬に萌ゆ/草田男」
しゅん‐だん【春暖】
春の暖かな陽気。春の快い暖かさ。「—の候」《季 春》