よ‐ぬけ【夜脱け】
夜にまぎれてこっそり脱け出すこと。夜逃げ。「ひとりは—古しとて昼ぬけにして」〈浮・胸算用・三〉
よ‐ま【夜間】
夜のあいだ。よる。やかん。「—も昼間も三度栗」〈常磐津・角兵衛〉
よ‐みせ【夜店/夜見世】
1 夜、路上などで品物を並べて売る店。《季 夏》「引いて来し—車をまだ解かず/虚子」 2 遊郭で、夜に見世を張ること。「昼にもまさる灯火(ともしび)は月常住の—かや」〈浄・淀鯉〉
よる【夜】
日の入りから日の出までの暗い間。太陽が沈んで暗くなっている間。よ。⇔昼。 [補説]気象庁の天気予報等では、18時頃から24時頃まで(または翌日の6時頃まで)をさす。また、18時頃から21時頃まで...
よる‐がた【夜型】
昼前後に起床して夕方ごろから活動し、夜遅くに就寝する生活習慣をいう。→朝型
よる‐せき【夜席】
寄席などで、夜行われる興行。⇔昼席。
夜(よる)となく昼(ひる)となく
夜と昼との区別なく。昼夜兼行で。「—働き続ける」
よる‐ひる【夜昼】
1 夜と昼。「—を問わず仕事に精を出す」 2 (副詞的に用いて)夜も昼も。いつも。あけくれ。日夜。「—心の休まる暇がない」
よる‐めん【夜面】
惑星・衛星などの、恒星を向いていない半球。⇔昼面。
夜(よる)を昼(ひる)にな・す
昼夜の別なく行う。昼夜兼行で行う。「こと心なくて—・してなむ、急ぎまかで来(こ)し」〈宇津保・吹上上〉