たん‐けい【短景】
日が短いこと。短日。「冬期—の候」
ち‐けい【致景】
この上なくすばらしい景色。絶景。「眺望ならびに—あらん所を選ぶべし」〈連理秘抄〉
てん‐けい【点景/添景】
風景画などで、画面を引き締めるために副次的に添えられた人や物。
でんえんふうけい【田園風景】
坂上弘の短編小説。東南アジアを舞台に貿易会社に勤める会社員の日常を描く。平成4年(1992)刊行。同年、第45回野間文芸賞受賞。
トレドふうけい【トレド風景】
《原題、(スペイン)Vista de Toledo》エル=グレコの絵画。カンバスに油彩。縦121センチ、横109センチ。城塞都市トレドの重苦しい雰囲気の空と鮮やかな緑の丘を対比的に描く。グレコに...
ドナウふうけい【ドナウ風景】
《原題、(ドイツ)Donaulandschaft》アルトドルファーの絵画。羊皮紙に油彩。縦30.5センチ、横22センチ。手前に2本の木、遠景に城と山が描かれる。人物や物語的な要素は排され、純粋な...
なんと‐はっけい【南都八景】
南都(奈良)の八つの景勝。東大寺の鐘、春日野の鹿、南円堂の藤、猿沢池の月、佐保川の蛍、雲井阪(くもいさか)の雨、轟橋(とどろきばし)の旅人、三笠山の雪。
にほん‐さんけい【日本三景】
日本の代表的な三つの景勝地。京都の天橋立(あまのはしだて)・宮城の松島・広島の厳島(いつくしま)。
にほん‐しんはっけい【日本新八景】
昭和2年(1927)、鉄道省が東京日日新聞と共同で選定した日本の代表的景勝地。狩勝峠(かりかちとうげ)・十和田湖・華厳滝(けごんのたき)・上高地(かみこうち)・木曽川・室戸岬(むろとみさき)・別...
はい‐けい【背景】
1 絵画や写真などで、主要題材を引き立たせる背後の光景。後景。バック。 2 舞台の後方を仕切る絵。書き割り。 3 物事の背後にある事情。また、裏から支える勢力。「事件の政治的—」