いっちょう‐ら【一張羅/一丁羅】
1 その人が持っている衣服のなかで、最もよいもの。「—の晴れ着を着こむ」 2 ほかには持たず、たった1着きりの衣服。
おお‐ふりそで【大振袖】
着たときに袂(たもと)が裾と同じくらいの長さになるように仕立てた着物。若い女性が着る晴れ着。
お‐はれ【御晴(れ)】
1 晴れ着。また、晴れ姿。 2 貴人を敬って、その外出や臨席をいう語。お成り。
かき‐じら【描きじら】
和服の晴れ着の染め模様を、筆でかいたもの。→付けじら
き‐こ・む【着込む/着籠む】
[動マ五(四)] 1 衣服をたくさん重ねて着る。「下着を—・む」 2 衣服をきちんと着る。あらたまった衣服を着る。「晴れ着を—・む」
[動マ下二]髪を着物の内側に入れて着る。「髪—・めたるあ...
きぬ‐くばり【衣配り】
年末に、正月の晴れ着用として、一門の人々や使用人などに衣服を与えた行事。《季 冬》「この二十一日に例年の—とて、一門中、下人ども、かれこれ集めて」〈浮・胸算用・四〉
け‐おさめ【褻納め】
ふだん着と晴れ着。「—の装束あまたくだり調へて渡しけり」〈今昔・二六・一七〉
しち‐ご‐さん【七五三】
1 男子は3歳と5歳、女子は3歳と7歳にあたる年の11月15日に行われる、子供の成長を祝う行事。晴れ着を着せ、神社などに参詣する。七五三の祝い。《季 冬》「まだ栄ゆ老舗(しにせ)猿飴—/秋桜子」...
しょうがつ‐こそで【正月小袖】
正月の晴れ着として着る小袖。《季 新年》「老いてだに嬉し—かな/信徳」
しょうがつ‐ぬのこ【正月布子】
正月の晴れ着として着る布子。「—した者と同じやうに口をきくな」〈浮・胸算用・四〉