暇(ひま)が明(あ)・く
時間ができる。暇になる。「この仕事が終われば—・く」
暇(ひま)が入(い)・る
時間がかかる。ひまどる。
ひま‐じん【暇人/閑人】
ひまのある人。用事もなく、ぶらぶらしている人。
ひま‐つぶし【暇潰し】
1 ひまな時間を過ごす手段。「—に将棋をさす」 2 時間をむだに過ごすこと。「とんだ—をしてしまった」
ひま‐ど・る【暇取る】
[動ラ五(四)]時間が長くかかる。手間どる。「手続きに—・る」
暇(ひま)に飽(あ)か・す
ひまがあるのをよいことに、多くの時間を費やす。「—・して気のすむまで調べる」
ひま‐ねた【暇ねた】
《「ねた」は「たね(種)」の逆さ読み》新聞やニュース番組などで、緊急性のない情報。暇なときに用意しておいて、埋め草として利用するねた。
ひま‐ひま【暇暇/隙隙】
1 用事のあいまあいま。手のすいた時間ごと。「—に編み物をする」 2 すきますきま。「—より見ゆる灯(ひ)の光」〈源・夕顔〉
隙(ひま)行(ゆ)く駒(こま)
《「荘子」知北遊から》年月の早く過ぎ去ることのたとえ。隙過ぐる駒。→白駒(はっく)の隙(げき)を過ぐるが如(ごと)し
暇(ひま)を出(だ)・す
1 休暇を与える。暇をやる。「夏に一週間の—・す」 2 使用人などをやめさせる。また、妻を離縁する。暇をやる。「怠けて—・される」