あきかぜのきょく【秋風の曲】
箏曲(そうきょく)。光崎検校(みつざきけんぎょう)作曲、蒔田雁門(まきたがんもん)作詞により、天保年間(1830〜1844)に成立。段物と唄物とを併せた新形式で、歌詞は白居易の「長恨歌」に取材。
あきのきょく【秋の曲】
箏曲(そうきょく)。吉沢検校作曲。安政年間(1854〜1860)に成立。歌詞に古今集の秋の歌6首を使う。古今調子という独特の調弦。→古今組(こきんぐみ)
アフリカげんそうきょく【アフリカ幻想曲】
《原題、(フランス)Fantaisie 'Africa'》サン=サーンスのピアノと管弦楽のための作品。ト短調。1891年作曲。度々訪れた北アフリカの印象に基づく、異国情緒豊かな作品。
アベッグのなにもとづくへんそうきょく【アベッグの名に基づく変奏曲】
《原題、(ドイツ)Thema und Variationen über den Namen ABEGG》⇒アベッグ変奏曲
アベッグへんそうきょく【アベッグ変奏曲】
《原題、(ドイツ)Thema und Variationen über den Namen ABEGG》シューマンのピアノ曲。1829年から1830年にかけて作曲。シューマンが初めて世に発表した...
アポニーしじゅうそうきょく【アポニー四重奏曲】
《原題、(ドイツ)Apponyiquartette》ハイドンの弦楽四重奏曲第69番から第74番の通称。全6曲。1793年作曲。前半の3曲を第1アポニー四重奏曲、後半の3曲を第2アポニー四重奏曲と...
アルジェリアくみきょく【アルジェリア組曲】
《原題、(フランス)Suite algérienne》サン=サーンスの管弦楽曲。1880年作曲。全5曲。アルジェリア旅行の印象に基づく作品。第4曲「フランス軍隊行進曲」は単独で演奏されることもある。
アルプスこうきょうきょく【アルプス交響曲】
《原題、(ドイツ)Eine Alpensinfonie》リヒャルト=シュトラウスの交響曲。1911年から1915年にかけて作曲。アルプス登山の情景を22の場面で描写。
い‐きょく【夷曲】
《古く「ひなぶり」に当てた「夷曲」を音読みにした語》 1 記紀にみられる上代の歌謡の一種。ひなぶり。 2 狂歌。ひなぶり。
い‐きょく【委曲】
詳しく細かなこと。また、物事の詳しい事情。委細。詳細。