しゅ‐しゃ【手写】
[名](スル)手で書き写すこと。自分で書写すること。「古文献を—する」「—本」
しょ【書】
[音]ショ(呉)(漢) [訓]かく ふみ [学習漢字]2年 1 文字をかきしるす。「書記・書写/朱書・浄書・大書・代書・板書」 2 一定のかき方でかいた文字。「書画・書道/楷書(かいしょ)・草書...
じつろく‐もの【実録物】
小説・歌舞伎狂言などの一系統で、事実に虚構をまじえて興味本位につくられたもの。 1 江戸時代、講釈師の口述を書き留めた講談台本などを書写した読み物。お家騒動物・捌(さば)き物・仇討(あだう)ち物...
せつようしゅう【節用集】
室町中期に成立した国語辞書。編者未詳。語をいろは順に分け、さらに天地・時節・草木などの門を立て、意義によって分類・配列したもの。また、江戸時代にはこれを改編・増補した多種多様の節用集が刊行され、...
せんめん‐しゃきょう【扇面写経】
扇形の料紙に金銀泥などで経文を書写したもの。装飾経の一種で、平安末期ごろに盛行。
せんめん‐ほけきょう【扇面法華経】
平安後期の装飾経。扇面形の料紙の表裏に法華経8巻と開経の無量義経、結経の観普賢経とを書写して10帖としたもの。各紙面に当時の風俗などを描いた下絵がある。大阪四天王寺などに6帖が現存。
つぎ‐がみ【継(ぎ)紙/続ぎ紙】
1 巻子本(かんすぼん)・折り本などに用いる、継ぎ合わせた紙。 2 歌・物語などを書写して鑑賞効果を上げるため、色や質の異なる紙を数種継ぎ合わせて1枚の料紙としたもの。切り継ぎ・重ね継ぎ・破り継...
パピルス【(ラテン)papyrus】
1 カミガヤツリの別名。 2 古代エジプトで、1の茎の繊維でつくった一種の紙。書写材料に用いられ、その使用は紀元前2000年ころから紀元後数世紀に及んだ。文書は、ヒエログリフ・コプト文字などの古...
ひっ‐しゃ【筆写】
[名](スル)書き写すこと。書写。「古文書を—する」
ふく‐ほん【複本】
1 一つの手形上の権利を表すために発行される数通の同一内容の手形証券。複本であることを示す番号がある。 2 原本を書写したり、別に備えたりして、原本と同じ内容の本を新たに作製・準備すること。また...