けい‐せつ【経説】
1 経書(けいしょ)の中に説かれている説。 2 経書の意義などを解説した書物。
けい‐せつ【蛍雪】
苦労して勉学に励むこと。苦学。蛍の光窓の雪。蛍窓(けいそう)。 [補説]晋の車胤(しゃいん)が蛍を集めてその光で書物を読み、孫康が雪の明かりで書物を読んだという故事から。
けい‐てん【刑典】
刑罰に関する法律。また、それを記した書物。
けい‐てん【啓典】
神の啓示を記した書物。イスラム教のコーランなど。
け‐した【罫下】
1 書物の下辺の小口。また、本文下の余白。 2 活版印刷の組み付けで、向かい合った版の下部どうしの間隔。
けしょう‐だち【化粧裁ち】
書物の製本のとき、小口(こぐち)と天地をきれいに断裁すること。仕上げ裁ち。
けっ‐かん【欠巻】
ひとそろいとなる書物などで、ある巻が欠けていること。また、その巻。
けっ‐かん【結巻】
経典や書物の最終の巻。
けってい‐ばん【決定版】
1 書物・出版物で、それ以上の修正や増補を必要としない最終的なもの。「漱石全集の—」 2 同一種類のもののうちで、品質・機能などの最もすぐれているもの。「辞書アプリの—」
けつ【頁】
[人名用漢字] [音]ケツ(漢) [訓]ページ 堆積岩の一種。「頁岩」 [補説]「頁」と「葉」が中国語で同音のため、「葉」(書物の二ページ)と同じく用い、日本では「ページ」と読む。