ざっ‐さん【雑纂】
雑多な記録や文章を集めること。また、そのように編集した書物。
ざっ‐し【雑誌】
1 雑多な事柄を記載した書物。 2 複数の筆者が書き、定期的に刊行される出版物。週刊・月刊・季刊などがある。マガジン。 [補説]magazineの訳語として、柳河春三が慶応3年(1867)刊の「...
ざっ‐しょ【雑書】
1 図書分類上、どの部門にも入らない書物。雑本。 2 雑多なことを記載した書物。雑本。 3 江戸時代、相性(あいしょう)・開運その他の俗説を記した書物。「恋は—の通り、はじめよし、後(のち)わる...
ざっ‐ちょ【雑著】
1 いろいろな事柄を書き集めた書物。 2 書物の分類上、どの部類にも入らない書物。
ざん‐けつ【残欠/残闕】
書物などの、一部分が欠けていて不完全なこと。また、そのもの。「絵巻物の—」
ざん‐ぺん【残編/残篇】
1 多くが散逸した書物の、のこっている部分。 2 刊行されている書物に、あとから付け加える編。
しおり【枝折(り)/栞】
1 紙・布・革などで作り、書物の間に挟んで目印とするもの。 2 簡単な手引書。案内書。「修学旅行の—」 3 山道などで、木の枝などを折って道しるべとすること。また、そのもの。「吉野山去年(こぞ)...
しか‐しゅう【詞華集/詞花集】
美しい詩文を集めた書物。アンソロジー。 「詞花和歌集」の略。
し‐かん【詩巻】
詩を集めた書物。詩集。
しこぜんしょ【四庫全書】
清の乾隆帝の勅命で編まれた中国最大の叢書。紀昀(きいん)らを総纂官として、1781年に完成。古今の書物を集めて筆写した書(著録本)7万9070巻(巻数には異同がある)を、経・史・子・集の4部に分...