かき‐なら・べる【書(き)並べる】
[動バ下一][文]かきなら・ぶ[バ下二] 1 二つ以上のことを並べて書く。また、次々と書いていく。「出席者名を—・べる」 2 見劣りしないように書く。匹敵するうまさで書く。「かたち—・ぶる絵師に...
かき‐な・れる【書(き)慣れる/書き馴れる】
[動ラ下一][文]かきな・る[ラ下二]書くのになれている。「—・れた万年筆」「—・れたテーマ」
かき‐ぬき【書(き)抜き】
[名](スル) 1 書き抜くこと。ぬきがき。抜粋。「論文の要旨を—する」 2 演劇や映画で、台本から一人一人の俳優のせりふを別々に書き抜いたもの。 3 幾つかの物の中で、自分の選ぶもの、好きなも...
かき‐ぬ・く【書(き)抜く】
[動カ五(四)] 1 文章の一部や要点を抜き出して書く。抜粋する。「参考部分を—・く」 2 最後まで書き通す。書き上げる。「病気を押して大作を—・く」
かき‐のこ・す【書(き)残す】
[動サ五(四)] 1 書いてあとに残す。「遺言を—・す」 2 書くべきことを書かないで残す。「時間不足で後半を—・す」
かき‐のし【書き熨斗】
贈り物の上包みに、熨斗をつける代わりに「のし」と書いたもの。
かき‐はん【書(き)判】
昔の文書の末尾に書いた署名。特に草書体で書かれたものを草名(そうみょう)とよび、さらに図案化された書体のものを花押(かおう)とよぶ。花押が一般的になってからは、書き判が花押の別称とされることがあ...
かき‐ひげ【書き髭/描き髭】
1 仮面にじかにかいたひげ。→植え髭 2 付けひげをせず油墨などでひげをかくこと。また、そのひげ。
かき‐ぶり【書(き)振り】
文章や文字を書くようす。また、書いたものの感じ。「堂々とした—」
かき‐ほん【書(き)本】
1 筆で書いた本。写本。 2 語り役者が、独特の大文字で節付けを書いた浄瑠璃正本(しょうほん)。 3 講談などで語られるものを読み物として出版したもの。