しょとく‐たい【書牘体】
手紙に用いる文体。日本では候文体(そうろうぶんたい)。書簡体。
しょとく‐ぶん【書牘文】
書牘体の文章。書簡文。
しょ‐どう【書堂】
読書のための部屋。書斎。「—に帷(い)を下し、終日書を読み」〈織田訳・花柳春話〉
しょ‐どう【書道】
毛筆によって書の美を表そうとする芸術。中国で古くから発達。日本に伝来し、平安時代に草仮名がつくられたことと相まって独自の発展を遂げ、世尊寺流・持明院流・定家流・青蓮(しょうれん)院流などの流派が...
しょ‐はい【書肺】
クモ類に特有な呼吸器官。腹部にあり、葉状のものが重なってできている。肺書。
しょ‐はかせ【書博士】
律令制で、大学寮の職員。書法を教授した。ふみのはかせ。
ふみ‐の‐はかせ【書博士】
⇒しょはかせ(書博士)
書(しょ)は以(もっ)て姓名(せいめい)を記(き)するに足(た)るのみ
《「史記」項羽本紀から》字を書くことは、自分の姓名が書ける程度で十分であり、それ以上深く学ぶ必要はない。学問を学ぶより兵法を覚えるほうが英雄になる道であるということ。
しょ‐ひ【書皮】
《「本の表紙」の意》書店で、本のカバーとして掛けてくれる紙。日本だけの習慣という。ブックカバー。
しょ‐ひょう【書票】
⇒蔵書票(ぞうしょひょう)