こじつそうしょ【故実叢書】
有職(ゆうそく)故実の叢書。和装168冊・図版12帖。今泉定介編。明治32〜39年(1899〜1906)刊。「安斎随筆」「武家名目抄」など有職故実に関する図書29種を収録。後に、洋装本の増訂版、...
こと‐がき【事書(き)】
1 文書で「一、…の事」という書式で書くこと。また、その書式で書いたもの。箇条書き。 2 古文書学の用語。公文書の本文の前にあって、「…事」と主旨を要約して記載した部分。 3 (「言書き」とも書...
ことぎれ‐もんじょ【事切文書】
鎌倉時代、落着した裁判の一件書類。
ことば‐がき【詞書(き)/言葉書(き)】
1 和歌や俳句の前書きとして、その作品の動機・主題・成立事情などを記したもの。万葉集のように、漢文で書かれたものは題詞(だいし)という。 2 絵巻物の絵に添えられた説明文。 3 絵本などで、画中...
ことわり‐がき【断り書(き)】
前に述べた事柄について、補充・修正・説明などを書き添えること。また、その文。但し書き。
こぶ‐しょうしょ【戸部尚書】
民部卿(みんぶきょう)の唐名。
こぶん‐しょうしょ【古文尚書】
隷書以前の蝌蚪(かと)文字(古文)で書かれた尚書(書経)。前漢の景帝のとき、孔子の旧宅の壁の中から発見され、武帝のとき、孔安国が解読したと伝えられるが、現在では偽書といわれている。→今文(きんぶ...
こ‐ぼうしょ【小奉書】
小さい判の奉書紙。
こま‐がき【細書(き)】
1 文字を細かく書くこと。また、その細字。 2 細かな字を書く筆。
こ‐もんじょ【古文書】
1 古い文書。古証文。 2 古文書学上の用語。特定の相手に意志を伝えるために作成された書類のうち、江戸時代以前のもの。特に相手が定まっていない記録、すなわち一般の著述・編纂(へんさん)物・備忘録...