し‐まい【仕舞(い)/終い/了い】
1 物事が終わること。物事をやめること。「これで—にする」 2 物事の終わりの部分。最後。「本を—まで読みとおす」「—にはみんな怒りだした」 3 品物が売り切れてなくなること。「今日はいちごは—...
しまい‐こうぼう【終い弘法】
京都市の東寺で12月21日に開かれる、その年最後の縁日。1月21日に開かれる「初弘法」とともに、多くの参詣者と多数の露店でにぎわう。
しまちどりつきのしらなみ【島鵆月白浪】
歌舞伎狂言。世話物。5幕。河竹黙阿弥作。明治14年(1881)東京新富座初演。主要人物がすべて盗人で、最後には全員が改心するという筋。白浪物の一つで散切物(ざんぎりもの)の代表作。通称「島ちどり」。
しまり‐ぞなえ【締(ま)り備え】
軍陣の最後を取り締まること。また、そのために備える隊。殿軍。しんがり。あとおさえ。
しま・る【締(ま)る/閉(ま)る】
[動ラ五(四)] 1 固くひねったり、強く引っぱったりして緩みやあきのない状態になる。「帯が—・る」「瓶のふたがきちんと—・らない」 2 からだつきや顔つきにたるんだところがなくなり引きしまる。...
しゅう‐かい【終会】
会議・会合などを終えること。また、最後の会議・会合。
しゅう‐かん【終巻】
数冊からなる書籍などの最終の巻。また、その書物の最後の巻。⇔首巻。
しゅう‐きょく【終曲】
交響曲・協奏曲・組曲など、多楽章形式の楽曲の最終楽章。また、オペラの各幕の最後の曲。フィナーレ。
しゅう‐きょく【終極】
物事の最後。果て。最終。「—の目的」
しゅうげん‐のう【祝言能】
翁(おきな)付き五番立てなどの正式な能の会の最後に、五番目物のあとに演じる祝福の能。脇能の後半部分を演じるが、めでたい能が五番目物のときは付け加えない。