もきちばんねん【茂吉晩年】
北杜夫による斎藤茂吉の評伝。「青年茂吉」「壮年茂吉」「茂吉彷徨」に続く茂吉評伝四部作の最後の作品。平成10年(1998)刊。同年、第25回大仏次郎賞を受賞。
もくしろく【黙示録】
1 新約聖書の最後の一書。95年ごろローマの迫害下にある小アジアの諸教会のキリスト教徒に激励と警告を与えるために書かれた文書。この世の終末と最後の審判、キリストの再臨と神の国の到来、信仰者の勝利...
もち‐き・る【持(ち)切る】
[動ラ五(四)] 1 ㋐最後まで持ちつづける。終わりまでその状態を続ける。「巧みな話術で座を—・る」 ㋑そのすべてを持つ。「費用を—・る」「両手で—・れないほどの荷物」 2 その間、話題がある事...
物(もの)を言(い)・う
1 言葉を発する。話をする。「目は口ほどに—・う」 2 効果を発揮する。効き目がある。「最後は実力が—・う」
モルドビツァ‐しゅうどういん【モルドビツァ修道院】
《Mânăstirea Moldoviţa》ルーマニア北東部の村バトラモルドビツェイにある修道院。16世紀にモルドバ公ペトゥル=ラレシュにより創設。外壁にはペルシア軍に包囲されたコンスタンチノー...
やく‐づか【厄塚】
厄神を封じこめるために設ける臨時の塚。京都の吉田神社のものが名高く、節分の夜に火祭りをして、最後に土器(かわらけ)を群衆が奪い合って厄よけに持ち帰る。《季 冬》「—の煙にむせび拝みけり/王城」
やどやのおんなしゅじん【宿屋の女主人】
《原題、(イタリア)La locandiera》ゴルドーニによる戯曲。3幕の喜劇。1753年初演。美人でしっかり者の宿屋の女主人が、言い寄る宿泊客たちをあしらいながら、最後は忠実な番頭を夫に選ぶ...
ヤブウォンナ【Jabłonna】
ポーランド中東部の町。ワルシャワの北約20キロメートルに位置する。ポーランド最後の国王スタウスワフ=アウグスト=ポニャトフスキの弟のために建てられた、バロック様式のヤブウォンナ宮殿がある。宮殿は...
やま‐おくり【山送り】
死者を山に葬ること。のべおくり。「最後の—して、泣く泣く煙となし、骨をば拾ひ取りて」〈撰集抄・六〉
やり‐とお・す【遣り通す】
[動サ五(四)]最後までやる。「始めたからには—・す覚悟だ」