いく‐そ【幾そ】
《「そ」は「十(そ)」か》 1 多くの数量。どれほどたくさん。「—の羊の歩みを過ぐし来ぬらむ」〈栄花・初花〉 2 (副詞的に用いて)どれほど多く。数多く。「網代守(も)る宇治の川瀬は年つもり—月...
いくた【生田】
姓氏の一。 [補説]「生田」姓の人物生田検校(いくたけんぎょう)生田春月(いくたしゅんげつ)生田長江(いくたちょうこう)生田万(いくたよろず)
いく‐よ【幾世/幾代】
1 どれほどの年代。また、多くの年月。「われ見ても久しくなりぬ住吉(すみのえ)の岸の姫松—経ぬらむ」〈古今・雑上〉 2 「幾世餅(いくよもち)」の略。
いけ‐こ・む【生け込む】
[動マ五(四)]花や枝などを花器にさして形を整える。「正月用の花を—・む」
いけ‐ちょうがい【池蝶貝】
イシガイ科の二枚貝。琵琶湖の特産。貝殻は菱形。殻長約20センチ。殻表は黒褐色で内面は真珠色。産卵期は5〜7月ごろ。淡水真珠養殖の母貝とし、殻は貝細工の材料。
いけ‐はぎ【生け剝ぎ】
天(あま)つ罪の一。牛や馬などの動物の皮を、生きたままはぎ取ること。いきはぎ。「畔(あ)放ち…串剝ぎ、—、逆(さか)剝ぎ、屎戸(くそへ)、ここだくの罪を天つ罪と」〈祝詞・六月晦大祓〉
いけやせき‐すいせい【池谷関彗星】
昭和40年(1965)9月、日本の池谷薫と関勉が互いに独立して発見した彗星。同年10月に近日点を通過した際には満月より明るくなり、20世紀有数の大彗星になった。近日点通過の直前に核が分裂し、その...
い‐こう【以降/已降】
ある時からのち。「平安時代—」「四月—」 →以後[用法]
いこう‐こうたい【移行抗体】
母親から子供へ胎盤(反芻(はんすう)類は初乳も含む)を介して移行した抗体。自らの免疫機構が発達するまでの生後数か月間、新生児の血液中で抗体としてはたらく。
イコカ【ICOCA】
《(和)IC Operating Cardの略》JR西日本の開発した、非接触型ICカードを用いる運賃精算システム。定期券の機能をもつイコカ定期券もある。近畿圏のJRのほか、一部のキヨスクや駅近く...