エンベッカ‐じいん【エンベッカ寺院】
《Embekke Temple》スリランカ中部の都市キャンディの郊外にある仏教寺院。市街南西約20キロメートルに位置する。14世紀から15世紀頃、ビクラマバフ3世により建立。木造の建物で、仏像の...
エーデン【Ehden】
レバノン北部の町。レバノン山脈の最高峰クルナアルサウダ山の南麓、標高約1500メートルに位置する。避暑地として有名。19世紀にオスマン帝国支配に対抗したユセフ=カラムの生地。エヘデン。
オアハカ【Oaxaca】
メキシコ南部、オアハカ州の都市。同州の州都。マドレデルスル山脈中の標高1540メートルに位置する。16世紀から17世紀に建造されたサントドミンゴ教会、ラソレダー教会などの植民地時代の歴史的建造物...
おいえ‐そうどう【御家騒動】
1 江戸時代、大名などの家中で、家督相続や権力争いなどから起こった紛争。加賀・伊達(だて)・黒田・鍋島(なべしま)藩などのものが有名。 2 会社・団体などの内輪もめ。内紛。
オイディプス【Oidipūs】
ギリシャ神話で、テーベ王ライオスとイオカステの子。アンティゴネの父。宿命により、知らずして父王を殺し、生母を妻としたが、事の真相を知って自ら両目をえぐり取り、諸国を放浪して死んだ。怪物スフィンク...
おいわけ‐ぶし【追分節】
民謡の一。中山道と北国街道の分岐点であった信州追分の宿(長野県軽井沢町)の飯盛り女たちが、碓水(うすい)峠を往来する馬子(まご)のうたう馬子唄に三味線の手をつけたものが馬方三下がりまたは追分節(...
おうひ‐の‐たに【王妃の谷】
エジプト南東部の古代都市テーベ(現ルクソール)のナイル川西岸の丘陵にある新王国時代(前16〜前11世紀)の岩窟墓群。王が埋葬された王家の谷の南約1.5キロメートルに位置し、主に第18王朝から第2...
おうみげんじせんじんやかた【近江源氏先陣館】
浄瑠璃。時代物。九段。近松半二らの合作。明和6年(1769)大坂竹本座初演。大坂冬の陣を鎌倉時代に移し変えたもので、「盛綱陣屋」のくだりが有名。
おおくにぬし‐の‐みこと【大国主命】
素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子、または6世の孫とされ、出雲大社の祭神。少彦名神(すくなびこなのかみ)とともに、中つ国の経営を行ったが、天照大神(あまてらすおおみかみ)の使者が来ると国土を献上し...
おおくび‐え【大首絵】
浮世絵版画の一形式。人物の上半身を大きく、その表情を特に強調して描いたもの。写楽の役者絵、歌麿の美人画などが有名。