ぼうか‐じょうやく【望廈条約】
1844年、マカオ郊外の望廈村で清国と米国との間で調印された修好通商条約。
ぼう‐がい【望外】
[名・形動]望んでいた以上によい結果であること。また、そのさま。思いのほか。「—な(の)幸せ」「—な(の)出世」
ぼう‐き【望気】
雲気を見て吉凶を占うこと。
ぼう‐きょう【望郷】
故郷をなつかしく思いやること。懐郷。思郷。「—の念にかられる」 [補説]作品名別項。→望郷
ぼうきょう【望郷】
池谷信三郎の小説。大正14年(1925)発表。自身のドイツ留学の体験を描き、「時事新報」の懸賞小説に当選、同紙に連載される。 《(フランス)Pépé le Moko》フランス映画。ジュリアン...
ぼうきょうとうみ【望郷と海】
石原吉郎による随筆集。シベリア抑留を生き延びた著者が、ラーゲリを転々とした過酷な体験をもとに執筆。昭和47年(1972)刊行。第11回藤村記念歴程賞受賞。
ぼうきょうばんかかぜやてん【望郷蛮歌風や天】
伊藤信吉による詩集。昭和54年(1979)刊行。第30回芸術選奨文部大臣賞(文学部門)受賞。
ぼう‐けん【望見】
[名](スル)遠くから眺め見ること。「白銀の秀峰を—する」
ぼう‐げつ【望月】
陰暦十五夜の月。満月。もちづき。
ぼう‐しょく【望蜀】
《「後漢書」岑彭伝の「人足るを知らざるを苦しみ、既に隴(ろう)を平らげて、復(ま)た蜀を望む」から》一つの望みがかなうと、さらにその先を望むこと。人間の欲望には限りがなく、満足を知らないことのた...