あじろ‐うちわ【網代団扇】
檜(ひのき)の経木や細く割った竹などを網代形に編んで作ったうちわ。
あじろ‐ど【網代戸】
木や竹を網代形に編んで作った戸。主に門の戸や、日本式庭園の木戸に用いる。編み戸。
アストラハン【Astrahan'/Астрахань】
ロシア連邦南西部、アストラハン州の都市。同州の州都。カスピ海に注ぐボルガ川の三角州上にある河港都市で、羊の毛皮(アストラカン)や魚類・木材などの集散・加工が盛ん。13世紀に建設された集落アシタル...
あすなろ【翌檜】
ヒノキ科の常緑高木。日本特産。山地に生え、高さ10〜30メートル。樹皮は灰褐色で縦に裂け、葉はうろこ状。5月ごろ、青色で楕円形の雄花と鱗片(りんぺん)に覆われた雌花とをつける。材は建築・土木・船...
あずき‐なし【小豆梨】
バラ科の落葉高木。山地に生え、枝は紫黒色で白色の斑点があり、秤(はかり)の目のように見える。初夏、白色の花が咲き、長楕円形の実が赤く熟す。はかりのめ。
あずさ【梓】
1 ㋐ヨグソミネバリの別名。古くは弓を作るのに用いられた。《季 花=春》 ㋑キササゲの別名。 ㋒アカメガシワの別名。 2 「梓弓(あずさゆみ)」の略。 3 「梓巫女(あずさみこ)」の略。 4 ...
梓(あずさ)に鏤(ちりば)・める
版木に刻む、すなわち出版する。上梓(じょうし)する。梓に刻む。梓(し)に上(のぼ)す。
あずさ‐ゆみ【梓弓】
[名] 1 梓の木で作った弓。 2 梓巫女(あずさみこ)が用いる小さな弓。
[枕]弓に関係のある、「引く」「張る」「射る」「反(かへ)る」「寄る」「音」「本(もと)」「末(すゑ)」などにかか...
あずま‐おとこ【東男】
1 関東生まれの男。特に、美しくしとやかな京女に対して、気立てに張りがあり、さっぱりしている江戸の男をいう。 2 東国の男子。「鶏(とり)が鳴く—の妻別れ悲しくありけむ年の緒長み」〈万・四三三三...
あずま‐つづれ【東綴れ】
明治の末に、栃木県足利(あしかが)地方で織り出したつづれ織り。女性用の帯地にする。