いっけ‐しゅう【一家衆】
浄土真宗で、本願寺法主と同じ家系の一族。のちには末寺の寺格を示すものとなり、血縁者以外も加わった。連枝。院家(いんげ)。
いっ‐さん【一山】
1 一つの山。 2 同じ境内にある本寺・末寺などすべてを含めた寺院の総称。全山。また、そこにいるすべての僧。
けいじゃく‐じ【鶏雀寺】
古代インドのマガダ国にあった寺。アショカ王がパータリプトラ付近に創建。当時の仏教の中心。鶏園寺。鶏頭末寺。鶏寺。
し‐いん【子院/支院/枝院】
1 本寺の境内にあり、本寺に付属する小寺院。禅寺では塔頭(たっちゅう)という。脇寺(わきでら)。 2 本寺に属する寺院。末寺。
じ【寺】
てら。多く接尾語的に用いて寺院を数えるのに使う。「末寺数百—を数える本山」
じ【寺】
[音]ジ(呉) [訓]てら [学習漢字]2年 〈ジ〉 1 てら。「寺院・寺号/社寺・僧寺・尼寺(にじ)・廃寺・仏寺・末寺」 2 役所。「鴻臚寺(こうろじ)」
〈てら(でら)〉「尼寺(あまでら...
じ‐かく【寺格】
寺の格式。勅願寺・祈願寺・門跡(もんぜき)寺院、また、本山・別院・末寺などの類。
じき‐まつじ【直末寺】
総本山直属の末寺。
じこう‐じ【慈光寺】
埼玉県比企郡ときがわ町にある天台宗の寺。山号は都幾山。開創年代は延暦年間(782〜806)、開山は鑑真(がんじん)の弟子の道忠と伝える。江戸時代は寛永寺の末寺。法華一品経などは慈光寺経として国宝...
だい‐ほんざん【大本山】
総本山の下にあって、その宗派に属する末寺を統轄する寺。