まっ‐け【末家】
本家から血縁の最も離れた分家。
まっ‐こう【抹額/末額】
《「まっかく」の音変化》古代、冠のへりに紅の絹で鉢巻きをして後ろで結んだもの。下級の武官が用いた。もこう。
も‐こう【抹額/末額】
⇒まっこう(抹額)
まっ‐こう【抹香/末香】
シキミの葉・皮を粉末にして作った香。仏前の焼香に用いる。古くはジンコウとセンダンとの粉末。
まっ‐こう【末項】
最後の項。終わりの条項。
まっこう‐くじら【抹香鯨】
クジラ目マッコウクジラ科の哺乳類。ハクジラでは最大で全長19メートルに達し、前頭部は巨大。全身黒いが、年をとるにつれて白っぽくなる。世界中の海を回遊。餌はイカと底生魚で、2000メートルの深海に...
まっ‐し【末子】
最後に生まれた子。すえっこ。ばっし。⇔長子。
まっしせいこう‐たん【末子成功譚】
説話の類型の一。兄弟間での争いに末の子が勝つ、またはそれぞれ難題に挑んで末の子だけが成功する話。海幸山幸、八上比売(やかみひめ)の神話などにみられる。
ばっし‐そうぞく【末子相続】
⇒まっしそうぞく(末子相続)
まっし‐そうぞく【末子相続】
末子が単独で財産や地位を相続すること。西日本の農漁村や中央アジア・モンゴルの遊牧民などにみられる。ばっしそうぞく。