で‐じろ【出城】
本城のほかに国境などの要害の地に築いた城。枝城(えだじろ)。→根城(ねじろ)
で‐ばり【出張り】
《「ではり」とも》 1 戦いのために他の場所へ出向くこと。「五百余騎にて矢矧(やはぎ)に—して」〈太平記・三五〉 2 本城から離れて分遣してある城やとりで。「崖を切り立てて、要害の—にしておくぞ...
で‐まる【出丸】
本城から張り出した形に築かれた小城。
とだ‐じょう【富田城】
島根県安来(やすぎ)市にあった城。戦国大名尼子氏の本城で、永禄9年(1566)毛利軍に攻められて落城。富田月山城(とだがっさんじょう)。
とり‐で【砦/塁/寨】
《取り出して築く城の意》 1 本城の外の要所に築く小規模な城。出城。柵塁(さくるい)。 2 外敵の攻撃を防ぐための建造物。要塞。
ね‐じろ【根城】
1 本拠とする城。主将の居城。本城。→出城(でじろ) 2 行動の根拠とする場所。根拠地。「町はずれの旅館を—に取材を進める」
は‐じょう【端城】
本城から離れて要害の地にある城。枝城。出城。はじろ。
ふかし‐じょう【深志城】
松本城の別称。
ほんみょう‐じ【本妙寺】
熊本市にある日蓮宗の寺。山号は、発星山。天正13年(1585)加藤清正が大坂に創建。開山は日真。清正が肥後を領したとき熊本城内に移し、死後現在地に移転。清正公廟(びょう)がある。
まつもと【松本】
長野県中部の市。松本盆地の商工業の中心。電機・食品・繊維工業などが行われる。古くは信濃国府の地。近世は石川・戸田氏らの城下町。松本城・旧開智学校や浅間(あさま)温泉がある。東部の美ヶ原、西部の上...