じ‐しょう【自性】
仏語。そのものが本来備えている真の性質。真如法性(しんにょほっしょう)。本性。
じっ‐しつ【実質】
1 実際に事物に備わっている内容や性質。「形式ばかりで—が伴わない」⇔形式。 2 臓器の本来の生理機能を営む組織。→間質(かんしつ) [補説]「実質的に」の意で、副詞的に用いられることもある。「...
じっぽう‐くう【十方空】
十方世界のすべてのものは本来みな空であるということ。
じ‐はだ【地肌/地膚】
1 大地の表面。土の面。「—をむき出しにした山」 2 生まれつきの皮膚。化粧などをしていない本来の肌。「—が黒い」「—のきれいな人」 3 刀剣の身の表面。「板目肌の—」
ジャーマン‐アイリス
《(和)German+iris》アヤメ科アヤメ属の多年草。ヨーロッパから西アジア原産の原種の交配から生じたもので、本来のジャーマンアイリスはその原種のうちの一種。花色は紫・黄・白など多彩。
じゅうかく‐きしゅ【縦隔気腫】
縦隔に空気がたまった状態。食道・肺・気管支の損傷などによって、本来は空気が存在しない縦隔の内部に空気が入り込むことによって起こる。
じゅう‐べん【重弁/重瓣】
花びらがその種本来の枚数以上に多くなっているもの。雄しべが花びらに変化することが多く、バラなどにみられる。八重咲き。複弁。⇔単弁。
じゅん‐あんてい【準安定】
1 量子力学で、原子・分子・イオンなどの励起状態が長時間続いている状態。 2 物質の相転移が本来起こるべき温度を超えても前の相に滞まっている状態。過熱・過冷却など。
じゅん‐せい【純正】
[名・形動] 1 純粋で正しいこと。まじりけがなく、本来のものであること。また、そのさま。「—な理想」「—食品」 2 応用や実利には及ばないで、もっぱら理論を主とすること。「—経済学」
じゆう‐しゅぎ【自由主義】
個人の権利や自由を基本とし、社会のあらゆる領域における個人の自由な活動を重んずる思想的立場。ロック・ルソー・アダム=スミスらがその代表。17、18世紀の市民革命の成立と、資本主義の興隆とともに発...