あやぎり【綾切】
雅楽の舞曲。高麗楽(こまがく)。高麗壱越調(いちこつちょう)。四人舞。本来は女舞で、のちに男舞となる。愛妓女(あいぎじょ)。
あらら・げる【荒らげる】
[動ガ下一][文]あらら・ぐ[ガ下二]声や態度などを荒くする。荒々しくする。「言葉を—・げる」 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「声をあららげる」と「声をあらげる」について、...
アランダム【Alundum】
酸化アルミニウムから作った研磨材。耐火物の原料にもする。本来は商品名。人造コランダム。
アリーナ【arena】
《古代ローマの円形闘技場の意から》 1 室内競技場。また、円形劇場。アレナ。 2 野球場・体育館などを使う興行で、本来の観客席とは別に、グラウンド内に特設された席。
ある‐い‐は【或いは】
《動詞「あり」の連体形+副助詞「い」+係助詞「は」から。本来は、「ある人は」「ある場合は」などの意の主格表現となる連語》 [副] 1 同類の事柄を列挙していろいろな場合のあることを表す。一方で...
アルファベット【alphabet】
《ギリシャ文字のα(アルファ)、β(ベータ)から》字母表。特にラテン文字(ローマ字)の字母表。本来は西ギリシャ系の文字で、それが徐々に西欧世界に使用されるに至った。ABC。→字母表 →ギリシャ文...
アーティファクト【artifact】
1 人工物。人の手によって作られたもの。 2 信号処理や画像処理の過程で発生するデータの誤りや信号の歪(ゆが)み。人為的な作業によって意図せず生じるノイズをさす。 3 本来、生体内に存在しないが...
いえ‐もち【家持(ち)】
1 家屋を所有している人。屋敷持ち。 2 家族を養い、一家を構えている人。戸主。 3 家計や所帯のやりくり。「—がいい」 4 江戸時代、屋敷持ちとして公役の権利・義務が与えられ、本来の意味で「町...
い‐おう【以往/已往】
1 その時からのち。以後。以降。「平安遷都—の文化」 2 (已往)それより前。以前。往時。「およばぬ高き姿を願ひて寛平—の歌にならはば」〈近代秀歌〉 [補説]本来、「以往」はある時からのち、「已...
怒(いか)り心頭(しんとう)に発(はっ)・する
激しく怒る。 [補説]文化庁が発表した平成24年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「怒り心頭に発する」を使う人が23.6パーセント、本来の言い方ではない「怒り心頭に達する」を使...