ろっ‐かん【六感】
「第六感(だいろっかん)」に同じ。「—にぴんと来るものがあり」〈秋声・縮図〉
わ【把】
[接尾]助数詞。 1 束ねたものを数えるのに用いる。「まき五—」「ホウレンソウ一—」 2 射芸で、矢を数えるのに用いる。矢51筋を1把とする。 [補説]上に来る数詞の末音によって、「ば(三把)」...
わ【羽】
[接尾]助数詞。鳥やウサギを数えるのに用いる。「一—」「二—」 [補説]上に来る数詞の末音によって、「ば(三羽)」または「ぱ(六羽・八羽)」ともなる。
わかぎ‐むかえ【若木迎え】
正月または小正月の薪や新木(にゅうぎ)に用いる木を山から切って来る行事。正月2日から11日までに初山入りを兼ねて行う所が多い。
わざ‐くれ
[名] 1 退屈しのぎの戯れにすること。「高が皆手づまの—小説の下手なのなり」〈露伴・新浦島〉 2 やけになること。自暴自棄。「継母がかりの—に、悪性狂ひも出で来るぞと」〈浄・冥途の飛脚〉 ...
わざ‐わざ【態態】
[副] 1 他のことのついでではなく、特にそのためだけに行うさま。特にそのために。「—出掛けなくても電話で済むことだ」 2 しなくてもよいことをことさらするさま。故意に。「御親切にも—忠告に来る...
わ・す【座す】
[動サ四]《「おわす」の音変化》「ある」「来る」などの意の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「ああ猫殿は天性小食にて—・しけるや」〈延慶本平家・四〉 [動サ下二]に同じ。「大名達の—・せ...
わた・る【渡る/渉る】
[動ラ五(四)] 1 間を隔てているものの一方から他方へ越えていく。「浅瀬を歩いて—・る」「橋を—・る」「廊下を—・る」 2 船や飛行機で海外へ行く。また、海外から来る。鳥が繁殖地と越冬地の間を...
わっぱ【童】
《「わらわ」の音変化》 1 子供をののしっていう語。また、子供。「道具捜しにまごつく—」〈露伴・五重塔〉 2 年少の奉公人。小僧。「傘を車の輪のように地上に廻して来る—もあれば」〈花袋・田舎教師...
わり‐ち【割地】
1 区分した土地。 2 江戸時代、一村の耕作地を一定期間ごとに分割して村民に割り当て、期間が来ると割り当てなおす習慣。年貢負担の均等化などのために行われた。地割り。割り替え。