まつ‐ぼっくり【松毬/松陰嚢】
《「まつふぐり」の音変化》「松笠(まつかさ)」に同じ。
まつまえ【松前】
北海道南西端部の地名。江戸時代は松前氏の城下町で、蝦夷(えぞ)経営の中心となった。福山城(松前城)がある。コンブ・イカ・ホッケなどを産する。
まつまえ‐おいわけ【松前追分】
⇒江差追分(えさしおいわけ)
まつまえ‐おおしま【松前大島】
北海道南西部、松前町にある島。渡島(おしま)大島。→大島
まつまえ‐じょう【松前城】
北海道南西部、松前郡松前町にある平城(ひらじろ)。日本最北の城で、三層の白い天守閣があり高さ30メートル。松前氏の居城だった。福山城。
まつまえ‐ちょう【松前町】
⇒松前
まつまえ‐づけ【松前漬(け)】
細切りのするめと昆布にニンジンや数の子を加え、醤油とみりんで漬け込んだもの。
まつまえ‐はんとう【松前半島】
北海道、渡島(おしま)半島の南西部をなす半島。津軽海峡と日本海に面する。
まつまえ‐ぶぎょう【松前奉行】
江戸幕府の職名。遠国(おんごく)奉行の一。老中に属し、蝦夷地の民政・警備・開拓・鎮撫(ちんぶ)に当たった。文化4年(1807)従来の箱館奉行を改称したもの。まもなく蝦夷地を松前藩に返すとともに廃...
まつ‐むかえ【松迎え】
正月の門松などに用いる松を山から切ってくること。《季 冬》「谷山に子どもの声す—/澄雄」