まつ‐むし【松虫】
1 直翅(ちょくし)目マツムシ科の昆虫。コオロギ類の一種。体長2センチくらい、淡褐色で、触角が長い。雌は錐(きり)状の長い産卵管をもつ。雄は発音器のある幅広い翅(はね)をもち、ススキなどの根際で...
まつむし【松虫】
謡曲。四番目物。古今集などに取材。マツムシの声を慕って草むらで死んだ男の霊が友人恋しさに現れて、虫の音に興じて舞をまう。
まつむし‐がい【松虫貝】
タモトガイ科の巻き貝。潮間帯の海藻の間などにすむ。貝殻は紡錘形で、殻高2センチほど。殻表は滑らかで、白に褐色の網目模様がある。本州以南に分布。
まつむし‐そう【松虫草/山蘿蔔】
スイカズラ科の多年草。高原の草地に生え、高さ60〜90センチ。羽状に裂けている葉が対生する。8〜10月、紫色の頭状花を開く。周囲の小花は唇状に5裂し、中央のものは筒状。《季 秋》「—霧(き)らひ...
まつむし‐どおり【松虫通り】
大阪市内を東西に走る道路の呼び名。沿線に天下茶屋・桃ケ池公園などがある。
まつむら【松村】
姓氏の一。 [補説]「松村」姓の人物松村栄子(まつむらえいこ)松村景文(まつむらけいぶん)松村月渓(まつむらげっけい)松村謙三(まつむらけんぞう)松村松年(まつむらしょうねん)松村任三(まつむら...
まつ‐も【松藻】
1 イソガワラ科の褐藻。潮間帯の岩上に群生する。長さ約20センチ。茎に多数の短い枝が出て、松の新芽のような形になる。北海道・東北地方に、冬・春にみられ、食用。《季 冬》 2 マツモ科の多年生の水...
まつもと【松本】
長野県中部の市。松本盆地の商工業の中心。電機・食品・繊維工業などが行われる。古くは信濃国府の地。近世は石川・戸田氏らの城下町。松本城・旧開智学校や浅間(あさま)温泉がある。東部の美ヶ原、西部の上...
まつもと【松本】
姓氏の一。 [補説]「松本」姓の人物松本奎堂(まつもとけいどう)松本幸四郎(まつもとこうしろう)松本治一郎(まつもとじいちろう)松本竣介(まつもとしゅんすけ)松本清張(まつもとせいちょう)松本(...
まつもと‐かんごだいがく【松本看護大学】
長野県松本市にある私立大学。松本短期大学看護学科を前身として、令和3年(2021)に開学。