こえ‐まつ【肥松】
幹や枝が太く、松やにの多い松。たいまつなどに用いる。あぶらまつ。
こしかけ‐まつ【腰掛(け)松】
1 腰掛けとするのに都合のよい枝ぶりの松。 2 有名な人が腰掛けたという伝説の松。「金が崎には義貞の—」〈浄・反魂香〉
こ‐しょう【孤松】
ただ1本生えている松。一本松。
こ‐まつ【小松】
小さい松。若い松。
こまつ【小松】
石川県南部の市。機械工業が盛ん。また、絹織物・九谷焼の産地。観光地として安宅(あたか)の関跡・粟津温泉などがある。人口10.8万(2010)。
こまつ【小松】
姓氏の一。 [補説]「小松」姓の人物小松耕輔(こまつこうすけ)小松左京(こまつさきょう)小松茂美(こまつしげみ)小松帯刀(こまつたてわき)
ごかい‐まつ【五蓋松】
紋所の名。松の枝葉を5層重ねた図柄のもの。
ごよう‐まつ【五葉松】
マツ科の常緑高木。山地に自生。樹皮は黒みを帯び、枝は水平に出て、針状の葉が5枚ずつ束になってつく。5月ごろ、新しい枝の下部に雄花を、先に雌花をつける。盆栽にもする。東日本では姫小松ともよぶ。
さい‐まつ【割松】
《「さきまつ」の音変化》松明(たいまつ)。「御前の御—灯(とも)したる兵衛の尉」〈宇津保・祭の使〉
さがり‐まつ【下がり松】
枝が下向きにのびている松。