ぼうちょう‐りん【防潮林】
潮風や高潮などの被害を防ぐため、海岸近くに設ける林。塩分に強いクロマツ・アカマツ・イヌマキなどを植える。
ぼうふう‐りん【防風林】
風害を防ぐために耕地や海岸に設ける森林。カシ・クヌギや松などを植える。
まいぼつ‐りん【埋没林】
火山活動による火砕流、大規模な土石流、海面の上昇などによって、森林全体が地中・水中に埋没したもの。富山県魚津市の海底で発見されたものは約2000年前に埋没したとみられ、特別天然記念物。
まつ‐ばやし【松林】
松の木の林。
みつ‐りん【密林】
樹木などがすきまのないほど生い茂っている林。ジャングル。
もはん‐りん【模範林】
造林の模範とするために、森林管理局・府県などが特に設けた森林。
やしき‐りん【屋敷林】
屋敷の周囲に防風や防火のために植えた樹林。屋敷森(もり)。
ようれい‐りん【幼齢林】
林分の年齢区分の一つ。一般に成長の早い樹種で10〜20年生、遅い樹種で30年生以下の森林をさす。→壮齢林 →老齢林
らくようこうようじゅ‐りん【落葉広葉樹林】
落葉する広葉樹からなる森林。冬季に落葉する夏緑樹林と、乾期に落葉する雨緑林があり、日本では特に夏緑樹林をさす。
らくようじゅ‐りん【落葉樹林】
落葉樹からなる森林。温帯の低地に広く分布し、亜熱帯や熱帯の乾期のある地域にもみられる。